2024年1月31日水曜日

テリー・キャス (Terry Kath)


Beyond All Our Sorrows 
(Terry Kath demo)

Written by Terry Kath


収録アルバム
Chicago
Chicago VI
Columbia, 1973 (2002 reissue)


Terry Kath
January 31, 1946
Chicago, Illinois, U.S.
Died January 23, 1978 (aged 31)

 

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2024年1月30日火曜日

馬面踏切付近

Olympus TG-5
(2024/1/30 ,Toyama, Japan)

スーパー マルナミへは、工事中の馬面踏切の迂回路を歩く。
先を行くご婦人はボクと同じに荷物を背負っていて、
もしか、同様の帰途だろうか、
なんと、もうしばらくで、我が家前を通って、消え去った

マルナミは、玉子(Mサイズ10個 100円)の特売があった。
今夕の刺身は、甘エビ(福井県)だ。

マックス・カール (Max Carl)


The Sound of Your Voice

Written by Max Carl, Jeff Carlisi, Danny Chauncey, Jim Peterik

Max Carl – keyboards, vocals

Producer Rodney Mills

収録アルバム
38 Special
Bone Against Steel
Charisma, 1990


Max Carl
January 29, 1950 (age 74)
Humphrey, Nebraska, US

 

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2024年1月29日月曜日

レスリー・ブリッカス (Leslie Bricusse)


Two for the Road

Written by Henry Mancini, Leslie Bricusse

Charlie Haden (double bass)
Pat Metheny (guitar)

Producer – Charlie Haden, Pat Metheny

収録アルバム
Charlie Haden & Pat Metheny
Beyond The Missouri Sky (Short Stories)
Verve, 1997


Leslie Bricusse
29 January 1931
Pinner, Middlesex, England
Died 19 October 2021 (aged 90)

 

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2024年1月28日日曜日

ブスカランの記憶 - Wang-Od ワン・オド 3




Olympus E-5  + ZD 14-35mm F2 SWD
 Buscalan, Kalinga, Philippenes/ 2012

ムカデの模様は、始める時には出来ていたから、
そこだけ色が落ち着いているし、前回の作業か。
この日は、完成まで 6時間以上かかった。
陽が高くなってきて、庭先から玄関口へ移動、
適当に休憩をとりながら。

見物人はとうに去り、レディやボクのガイドも消え、
自分たち3人だけが残った。

ジーン・ナイト (Jean Knight)



Call Me Your Fool (If You Want To)

Written by Maria Tynes, Albert Savoy, Wardell Quezergue

Producer  Wardell Quezergue

収録アルバム
Jean Knight
Mr. Big Stuff
Stax, 1971


Jean Knight
January 26, 1943
New Orleans, Louisiana, U.S.
Died November 22, 2023 (aged 80)

 

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2024年1月27日土曜日

ベス・ハート (Beth Hart) 2/2


Rain Song 

Written by Jimmy Page, Robert Plant

Producer Rob Cavallo


収録アルバム
Beth Hart
A Tribute to Led Zeppelin
Provogue, 2022




 

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2024年1月26日金曜日

ベス・ハート (Beth Hart) 1/2


Leave The Light On

Written by Beth Hart, Oliver Leiber

Producer Beth Hart


収録アルバム
Beth Hart
Leave the Light On
W.Bros., 2003


Beth Hart 
January 24, 1972 (age 52)
Los Angeles, California, US

 

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2024年1月25日木曜日

ブスカランの記憶 - Wang-Od ワン・オド 2

木の棒で叩く竹棒に取り付けたのは、柑橘類の棘。
染料は、松の木を燃やしたススを溶いている。


太いムカデのパターンが全体のデザインの基になる。
草の茎を使って次の模様を下書きしている。
通訳をとうして、オドに質問した。
「パターンの組み合わせは、事前に考えるのか? 進めながらか ?」
答えは 「考えない。手の動くまま」

発注者が希望を述べたり、基本的なデザインを予め話し合う。
それをオドは、具体的に予想したり、
安易にアドリブで進めているわけでもない、
と通訳のレディが言った。



そのレディは、カナダ在住のフィリピン人で、タトゥーアーティスト。
オドを訪ねたのは初めてではなく、
前回分と今回の支払いについてオドと話してもいた。
オドの家の土間に、レディが運んで来たぶ厚いゴム板が数枚置いてあって、
オドのほか、ブットブットの人たちが彫ってあった。


そういえば、大型のハードカバーが一冊、
土間の真ん中に、無造作にあった。
Kalinga Tattoo(2010) Lars Krutak (著)の献本だろう。
裏表紙は、ワン・オドの横顔だ。
二階に飾られた切り抜きのいくつかは、この本のものだ。
本書については、後日また。

Olympus E-5  + ZD 14-35mm F2 SWD
 Buscalan, Kalinga, Philippenes/ 2012

ゲイリー・バートン (Gary Burton)


Brownout

Written by Gary Burton

Bass - Abraham Laboriel
Drums – Harry Blazer
Guitar – Michael Goodrick
Vibraphone – Gary Burton

Producer – Manfred Eicher

収録アルバム
Gary Burton
The New Quartet
ECM, 1973


"Out Of The Woods" "Remembering Tano" "The Tiny Desk Blues"

Gary Burton
January 23, 1943 (age 84)
Anderson, Indiana, US

 

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2024年1月24日水曜日

ブスカランの記憶 - Wang-Od ワン・オド 1

Apo Whang-Od
(Whang-od Oggay)
February 17, 1917 (age 106)
Buscalan, Kalinga,  Philippines


ご覧のように、wikipediaにとても とても詳しい。
ネット上は、100歳以上と強調する傾向があるが、
どうか、と思う。
彼女は嘘を言っているわけではないのだが、
フィリピンの田舎ではどこでも、出生届は出さないで、
書類が必要になった時に、手続きをはじめる。
十年以上の誤差があっても、その記憶、判断まかせだから。

この日、自分の後から、欧米人グループが
見学(観光 見物)にやって来た。
ボントックからハイエースに乗って、村の下までだ。

国道のブグナイ・ジャンクションでは、
ブスカランから下りて来た日本の青年に出会ったものだ。

ワン・オドの家の二階に一泊した。
プリントや切り抜きには、若い頃のもあった。
率直に言って、美しい人だ。

部屋に通されたときには、コーヒーが用意してあった。
砂糖たっぷりで淹れてある。

次回は、タトゥーイングの現場

Olympus E-5  + ZD 14-35mm F2 SWD
Buscalan, Tinglayan, Kalinga, Philippines2012

坂本 龍一 (Ryuichi Sakamoto)


Hibari

Written and performed, produced by Ryuichi Sakamoto

収録アルバム
Ryuichi Sakamoto
Out of Noise
commmons, 2009


Ryuichi Sakamoto
January 17, 1952
Nakano, Tokyo, Japan
Died March 28, 2023

 

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2024年1月23日火曜日

アミー・アチャ・ウル Ammin Acha-ur -2

ブットブット族の若い彫り師が、カリンガのBatok (フィリピンにおける Tatoo)について
分かりやすく説明しています。

次回は、ブスカラン村の著名人 Apo Wang-Od についてです。

リズ・ライト (Lizz Wright)


Dreaming Wide Awake

Written by Lizz Wright

Producer Craig Street

収録アルバム
Lizz Wright
Dreaming Wide Awake
Verve, 2005


Lizz Wright
January 22, 1980 (age 44)
Hahira, Georgia, US

 

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2024年1月22日月曜日

ミック・テイラー (Mick Taylor) 5/5


Travellin' Light

Written by Conner Reeves, Paul Brady

Mick Taylor -  Slide guitar

収録アルバム
Paul Brady
Oh What A World
Rykodisc, 2000





 

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2024年1月21日日曜日

アミー・アチャ・ウル Ammin Acha-ur -1

Ammin Acha-ur - Tagwid

Written by herself (Butbut Kalinga Language)

Baguioで活動中のシンガーソングライター兼映画女優であり、
タトゥーアーティスト。
ワン・オドと同じ ブスカランの Butbut ブットブット族の出身。
(24-25歳)

サカサカンやポブラシオンの後は、サダンガ郡のアナベルと
ベトゥワガンを振り返りたいところ、先に、ブスカランについて
触れたい。
ブスカランはマウンテンプロビンスーサダンガ郡の北に接する地域。

ミック・テイラー (Mick Taylor) 4/5



Talk to Your Daughter

Written by Alex Atkins, J.B. Lenoir

Mick Taylor – Lead guitar
Eric Clapton – Lead guitar
Buddy Whittington – Lead & rhythm guitar

Producer Perry Joseph

収録アルバム
John Mayall & the Bluesbreakers
70th Birthday Concert
Eagle, 2003




 

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2024年1月20日土曜日

サカサカン Sacasacan を想う 9


三本松のシルエット。

サカサカン村はポブラシオンの位置する山の頂上付近にあり、
スペイン支配時代には戦略上、
四方が見渡せて敵が攻撃しにくいこの場所に哨所が置かれていた。
『ジェンダーの民族誌-フィリピン・ボントックにおける女性と社会-』



Olympus E-M1mk2+ M12-100mmF4
Fokong Rice Terraces
Sacasacan in Sadanga, Mountain Province
Philippines, 2019.03

2019年の訪問についてだが、
ボントックを出たジープニーがサカサカンに到着すると、
そこにいた顔見知りが、村長の許可が出るまで、
動かないほうが良い、というので、従って、待った。
初対面の村長は、てきぱきと指示を出し、集会場に泊まって、
翌朝、はじめてフォコン棚田に出かけた。
撮影時間が足りないため、朝のジープニーを見送って、
徒歩でポブラシオンに下るつもりだったが、止められた。

ポブラシオンの村に入ってはいけない。
ペナルティが課せられるよ、と云う。
自分にブタ一頭分の現金は、無い。
結局、マイカーを持っていたお年寄りが、
自分をポブラシオンの Waiting shadeつまり、
村入り口の三叉路へ運び、
午後のポブラシオン発ジープニーが来て、
自分が乗車(屋根しか空いてなかった)するのを見届けた。
というか、ボクがトコトコ 村へ入ってしまわぬように
監視していたのだろう。

今なら、理由がわかる。
サダンガの忌休日だったに違いない。
"外部の者がイリ(地域共同体)内に入ったりすることができない" 
という信仰上の決まりごとだ。

よそ者を受け入れて村に泊める場合、
食事も含めて、対価は受け取らない、誇り高い人たち。
サダンガだけは、
イフガオやカリンガそして同じマウンテン州の
ボントック(マリコン)とは違って、
制約が立ちはだかる地域、というわけだ。

ミック・テイラー (Mick Taylor) 3/5


A Apolitical Blues

Written by Lowell George

Mick Taylor – lead and slide guitar
(guest appearance)


収録アルバム
Little Feat
Waiting for Columbus
W.Bors., 1978

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2024年1月19日金曜日

サカサカン Sacasacan を想う 8

サダンガ・ポブラシオンからデマン村を右に見ながら
棚田を登ってきたが、先は長い。

左に分かれる、サカサカンへのショートカットが
もうしばらく。
直進すると、三又があり、
左 ベルワン、右 ベキガンの標識がある。
両村へは、
セメント、ガスボンベやトタンにしろ、
歩荷であげるしかない。
これと、サカサカンからの道から、あげている。


サカサカン・ショートカットから
ベルワンとベキガン

E-3  フォーサーズ 14-35mm F2 SWD
Sadanga, Mountain Province
Philippines, 2010.4

ベルワンに滞在しながら、各地の調査を行なった
森谷裕美子 著 ,2002
『ジェンダーの民族誌-フィリピン・ボントックにおける女性と社会-』 
に詳しい。

ミック・テイラー (Mick Taylor) 2/5


I and I

Written by Bob Dylan

Bob Dylan – guitar, harmonica, keyboards, vocals

Additional musicians
Colin Allen – drums
Ian McLagan – keyboards
Gregg Sutton – bass guitar
Mick Taylor – guitar

Producer Glyn Johns

収録アルバム
Bob Dylan
Real Live
Columbia, 1984





 

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2024年1月18日木曜日

サカサカン Sacasacan を想う 7

ナベンガン川よりも長く大きなマラナス川。
これを辿ると、最近ネットで人気の Fowa-as 滝に達する。
源流は、ボントック郡の山。

ここからは、手前のサダンガ・ポブラシオンと
後ろのデマン村がつながっているように見える。

両村を合わせると、人口 約2,500,約 500戸 (2020)。

午後、雨が降り始めた

E-3  フォーサーズ 14-35mm F2 SWD
Sadanga, Mountain Province
Philippines, 2010.4


サダンガ・ポプラシオンには、温泉がある。
男湯,女湯と別棟で、24時間解放されている。

Ricoh GR Digital
2010.4

サダンガ・ポブラシオンから見る
デマン村の明かり

元村長の家に飾られた、戦士の盾。
サダンガだけでなく、マウンテン・プロヴィンス、
イフガオやカリンガ州もヘッドハンターの末裔だ。

後方がデマン部落で、
こちらは、ポブラシオン。
村長を退いてしばらくの アルバンが、
階段を登って去りゆくボクを、まだ見送ってくれている。

E-5  フォーサーズ 14-35mm F2 SWD
Sadanga, Mountain Province
Philippines, 2012.5