2013年7月10日水曜日

タブック (Tabuk)-2

ブグナイの実、ジュース用

ブグナイの実、ワイン用
E-5+ZD8mmFisheye+EC-14

Mrs. ライアンがブグナイのワインとジュースを振舞って下さった


E-5+ZD14-35
(2013/07,Tabuk, Kalinga,Philippines )
最下のコマのみRaw現像 P.Shop仕上げ。あとは 撮って出しJpeg.


カリンガ州のツーリズム・オフィスを訪ねた。
オフィサーはメイクいらないんじゃない?という
ゴージャスなルックスのロレインさん。
吊ってあるのはカリンガの織物。

同席したタブック市広報の室長を務める女性に
市庁舎とこちらの往復は大変でしょ? と聞くと
「私は自家用車があるので平気」と。
実際、タブックには立派な邸宅がいくらでも並んで建っていたりするので、
裕福なひとに行き当たるのは驚くことではないかもしれない。

なりゆきで、写真を撮られてしまった。
(広報のカメラマンは、日本人の血が流れているというハンサムなフジオ青年)
そのうちボクのバカ面が何かに載るのかもしれない。
オリンパス E-5+14-35を持って写っています。


さて、ロレインさんによると、ブグナイワイン誕生の経緯は次のようなもの。


タブックの女性が、渡航先の米国で出会って恋に落ちた現地の男性と結婚。
妻の故郷へ渡った夫婦は事業を計画し、ブグナイワインに着目、
タブックでそのパイオニアになった。
現在はワイナリーが増え、カリンガ州はそれを見守っているところだ。


さてボク自身で、ライアン夫人自身にインタビューした。
真実はいささか異なる。

彼女に渡航歴はない。
ライアン氏は米国人ではなく、イングランド人である....。

でも、ロマンチック・ストーリーはそのままにしておこう。

タブックでは自家製のブグナイワインがもともとあったらしい。
タブックの祭りの出店でそれに出会った夫人が
ヨーロッパ風のワインを造ったらどうか? と考えたのだという。

夫人自身はイタリアのどこかとかのワインが好きで、
自身のワイナリーでは少しドライなタイプも造っているが、
朝鮮人に売ったばかりで
残っていない、と残念そうに語った。

なお、ブグナイワインはミンダナオのダバオ市にもあるらしい。