2010年9月22日水曜日

モズ/10/09/21


E-510+ZD70-300 (2010/09,富山市,Nippon ) トリミング

Lanius bucephalus bucephalus

 同じ個体。上は,コオロギを銜えています。

 まず本種は,シーボルトが持ち帰った日本産の標本を模式(タイプ)として,ライデン市の国立自然史博物館のテミンク(Temminck)とシュレーゲル(Schlegel)によって新種記載されました。大昔,1847年のことです。
 仮に,モズの起源が大陸にあると後世に判明したとしても,それは動かせません。

 むろん,日本産が基亜種であり,朝鮮・支那産が基亜種よりも一段下のごとく位置づけられるからといって,我々がそれについて胸を張る理由があるはずはなく,また,命名したのがオランダ人だからといって,のたうちまわって悔しがることもない。




 文明国どうしなら,理性や教養のレベルが異なるという問題を持ち出すこともなく,認めあえるのですが。


 人工種のソメイヨシノが済州島が原産と言い張ったりとか,ねぇ。