Tarkus
The University of Montana Percussion Ensemble
Written by Keith Emerson.
Directed by Dr. Robert LedBetter
Arranged by Robert LedBetter.
モルゴーア・クァルテット の最新作を毎朝聴いている。
力作の タルカスは必ず鳴らす。
タルカスのクラシック演奏家によるカバーはいくつか
Youtubeにあがってはいる。
日本のフルオーケストラによる演奏は、
一見、感動的ではあるけれど、米国(など)の演奏家のものには
全然見劣りがする。
どこが違うのか ? 原曲に対する親近感ではなかろうか。
指揮者を含め、日本のオーケストラのメンバーの中で、
何人がそうした意識を下敷きにして演奏に望んでいるか?
一人、二人 ?
いや、一人もいないかもしれない。
Youtube で "Tarkus"で検索すると、あれこれある。
例えば、Rachel Flowers のピアノ・ソロも遊び心に共感できて楽しい。
けれど、ボクが何度も聴いたり観たりしたくなるのは、
モンタナ大パーカッション・アンサンブルの演奏だ。
バンドのパートが入っているからというわけではないが、
ボクは、シンパシーを感じる。
躍動感があり、ドライブ感を出しているのは
繰り返すが、メンバーたちの原曲に対する親近感があるかからだろう。
そんなの意識の外だから、大勢で譜面を勉強して演ってもつまらなくなる、
結局分かっていないのだ。
モルゴーア・クァルテットのアレンジメント、
発表してきた録音やステージでの演奏には幸い、
原曲に対する親近感や尊敬があふれている。