首塚・胴塚・千人塚
日本人は敗者とどう向きあってきたのか
室井 康成 (著)
洋泉社 (2015/11/4)
「BOOK」データベースより)
なぜ、その場所に葬られたのか。大化の改新から西南戦争にいたるまで、
近代以前の戦乱によって誕生した無数の死者たち。
全国660ヵ所以上に確認できる、彼らの足跡を検証する。
ところで,
百田尚樹は,
「カイコの祖先は分かっていない」
つまり,カイコ(蛾)の祖先は,研究によって,
分かっていないのだ,と言っているが,
クワゴについて触れておけば,
素人の知識としては完璧だったのだ。
カイコの祖先は,つまり
クワゴと共通の祖先で間違いない。
("クワコ"という表記も見うけられるが,
ボクは,"クワゴ"と覚えてきた。
クワゴは桑のあるところで,比較的普通にいる。
そこで,照明を点し,夜間採集を行うと
飛んで来る)
以下にWikiを引用する。
カイコの祖先は東アジアに生息する
クワコ (Bombyx mandarina) であり、
中国大陸で家畜化されたというのが有力な説である。
カイコとクワコは近縁だが別種とされる。
これらの交雑種は生殖能力をもち、
飼育環境下で生存・繁殖できることが知られているが、
野生状態での交雑種が見つかった記録はない。
一方でクワコはカイコとは習性がかなり異なり、
カイコと異なり活発に行動し、また群生する事が無い。
これを飼育して絹糸を取る事は、現代の技術であっても不可能に近い。
むしろ科レベルにおいてカイコとは異なる昆虫である
ヤママユのほうが、絹糸を取るのに利用されるほどである。
5000年以上前の人間が、どのようにしてクワコを飼いならして、
カイコを誕生させたかは、現在に至るも不明である。
そのため、カイコの祖先は、クワコとは近縁だが別種の、
現代人にとって未知の昆虫ではないかという説もある。