2019年2月3日日曜日

サカサカンの棚田

Olympus E-5 + ZD8mm F3.5 Fisheye


さらに奥に見えるBelwang
Olympus E-5 + ZD14-35F2.0
 (Sacasacan, Mountain Prov. Philippenes/ 2013)

アナベル・ヘッドクォーターから東へは、
一気に厳しい峡谷のようすを呈する。

長い坂を下り、チコ川支流をひとつ渡ると、
サダンガのジャンクションがある。
国道から左手に枝道をぐんぐんジープニーで登坂すると
右に分かれ道があり、すぐに Sadanga Poblacionに着く。

曲がらずに、直進すると、デコボコ道は
いつしか舗装されていて、緩やかに登っていく。
その行き止まりが Sacasacanの広場だ。

Sacasacanの棚田は、Malicongのと似てはいるが、
もっと男性的に写る。

村はSadanga Poblacionと結びつきが強い。
両所とも人当たりが良く、基本、誠実だ。
謝礼を受取るなど鼻から考えもしない人々とは、
ここでしか会ったことがない。

さて、SacasacanからBelwangの村が見える。
車が通らないので、物資の歩荷をして稼ぐ
若者が何人もいるほどだから、
交流は当然あるのだが、異なる部族で、
習慣も、言語も違う。

どこか恐れているようすをここの人達から感じる。

SacasacanとSadanga Poblacionから
ジープニーがボントックを往復しているが、
ボントックから日帰りは出来ないので、
工夫が必要となる。