草の根グローバリゼーション
世界遺産棚田村の文化実践と生活戦略
清水 展 (著)
京都大学学術出版会 (2013/1/11)
内容紹介
フィリピン,ルソンの山また山の奥,世界遺産の棚田の広がるイフガオ族の村。その僅か千人余りの村から,いま数百人が世界に旅立っている。グローバリゼーションの波に翻弄される日本とは裏腹に,市場経済をしたたかに飼い慣らす先住民。その生活の細部までを描く参与型の民族誌は,「地域で生きる」新しい戦略を教えてくれる。
舞台は,バナウェの少し北に位置する ハパオ地区。
お勧めするものではないが,資料の一冊として。