2011年8月28日日曜日

ういろう物語



















ういろう物語
山名 美和子 (著)


新人物往来社 (2010/9/24)


 「医術を求めている場所があるならば、病にも医療にも国の境はない」大都陥落の戦禍を逃れ、倭国の民を救いたい思いを胸に海を渡った男・宗奇—彼の伝えた妙薬は、やがて銀の結晶“ういろう”となる。足利義満、北条早雲、市川團十郎—名高い人物に出会い、深く係わりながら、激動の歴史の中で、“ういろう” は、多くの人の心と身体を救い続ける。直径二ミリにも満たない銀粒が紡ぎだす、六百余年の人間ドラマ。
「BOOK」データベースより