2025年10月17日金曜日

チュムポーン親王廟 - チェンクラーン 18/2025.7

左端に写ったのは軍艦を模したコンクリート製ボートの舳先。

大きな文字は"チュムポーン・ケット・ウドムサク親王"。


礼拝の作法と大木の寄贈者の名前が刻んである。
2022年末のストリートビューには写らないので、
過去2,3年に立てたものに違いない。
どこかの立ち枯れを根っこから掘り出して運んだのだろう。

(マップに載っていない)
チェンクラーンのチュムポーン親王廟

Puea, Chiang Klang District, Nan pref., Thailand, 2025/7/18

ワット・クラーンから 101号に出る途中、
家も何もない道路沿いにプーア町役場があるが、
その斜め向かいに神社の鳥居のように大木が立っている。

前に駐車して撮影を始めると
すぐ寄って来たおじいさんが解説するのだが、
分かるはずもない。やっと最近調べたものだ。
タイの海岸部によくあるらしいチュムポーン親王廟が、
なぜ北方内陸部の片田舎に出来たのかは謎。

1933年、タイ王国の近代海軍創設に尽力した
チュムポン・ケット・ウドムサク親王は
「タイ海軍の父」と呼ばれている。(1880年生~1923年没)
大日本帝国は軍艦の建造を請け負うなどの協力をした。
おじさんが熱烈な握手をしてきたのは、何故だろう?