2010年4月22日木曜日
シンデレラ / Bato Sa Buhangin
収録アルバム
Cinderella - T.L. Ako Sa 'Yo
(1994) Vicor Music
ジュリア・ クラレテ/Bato Sa Buhangin の原曲です。頑張っているジュリアよりも原曲のほうが、ソフトな演奏でも心を揺さぶります。発表はおそらく1970年代初期。
我が家の棚にしまっていたオムニパスLP "Manila Sound" をプレーヤーの不調のため再生することが出来ず、これまでアップすることが出来ませんでした。
明日の投稿より先になって、時系列的におかしくなってしまいますが、できるうちに上げておきます。今し方、チャイナタウンの近くで CDを見つけて買ってきました。
さて、1960年代、ビートルズをはじめとする英国Popsの米国への攻勢をBritish Invasion(ブリティッシュ・インヴェイジョン)と呼び、米国Pops界も挽回を計ろうと続々と新しい音楽を世に送り出した、Pops界の大きなうねり現象がおこりました。その余波はフィリピンにも届いて、起こった動きが Manila Soundだったのだと思います。
http://en.wikipedia.org/wiki/Manila_Sound
シンデレラはそのなかでも中心的なグループで、あたりが柔らかく心地よい演奏をもってして、古くさいフォーク調ではないマニラ独自のポップスを模索、提唱した、ということでしょうか。
彼らの代表曲 Bato Sa Buhangin のリードボーカルは、中途参加の ヨリー・サムソン(Yolly Samson)。彼女は脳腫瘍のため、1997年に 41歳の若さで亡くなってしましました。
YouTubeには アナログ・レコード音源のものに画像を重ねた、この曲の動画が複数アップされています。
http://en.wikipedia.org/wiki/Cinderella_%28Filipino_band%29